引越しアルバイトの経験
学生時代、お金がなくて貧乏でした。そんなときに手っ取り早くお金が稼げるのは、引越し屋の1日のアルバイトでした。様々な会社で求人を出していたので、10数回やってみたことがあります。
様々な現場を経験しましたが、今思い出してもきつかったなぁ、と感じられます。作業に慣れないころは、けっこう怒られっぱなしでした。引越し業務で使う独特の用語(おそらく、どのような業界であろうと特殊用語は使うのでしょうが)に慣れず、何を持って来いといわれたのか理解できなかったときも結構あります。
例えば、「巻きダン」。これを聞いて、ああ、あれかあと、とっさに思いつく人はいらっしゃるでしょうか?実際は、傷つけないように、タンスや棚などに巻きつけたりする段ボールのことなのですが、これだけ聞くと戸惑ってしまう人もいらっしゃいますよね。あと、いわゆる「プチプチ」の途方もなく大きい奴も同じように棚などに巻き付けて運ぶのですが、これをつけると手が滑りやすくなって、なかなか運ぶのがやっかいなものでした。
それに、アパートの引越しは厄介です。それも上の階ほど。アパートの階段は狭いものが多いので、重い荷物をこすりつけないように、ぶつけないように運ぶのは厄介なものでした。しかも狭いと、きつい持ち方しかできないわけです。ホントに手が痛くなったのを思い出します。とある会社で、エレベーターつきのマンションに家財道具を運び込む時、思わずお客様に感謝してしまったことを思い出しました(笑)。
でもこの経験が役に立ったこともあるんです。昨年度、東日本大震災の被災者の方々の新たな生活のために、支援物資を市営住宅の個室ごとに運び込む仕事があったのですが、その経験のおかげで、一人して荷物を運びこむスピードが比較的速く、先輩達から感心されたことがありました。
今思い出すと、怒られつつ延々と荷物をトラックに運び込んだり、新しいお宅に運び入れたりするのも、忍耐力などを鍛えることになったのかなぁ、と思います。もう一回やるのはちょっと勘弁願いたいですが。